【Slamming Brutal Death Metal - TOP 10】
*このプレイリストで一気にチェックできます。
日夜、Slam Worldwideには世界中のスラミングブルータルデスメタルバンドのフレッシュな音源がアップされ続け、今ではスラムでないデスメタルやハードコア、グラインドコアからゴアグラインドまで様々なタイプのバンドの音源がアップロードされている。良いも悪いも雑然としていて、いったい何が良くて悪いのかが分かりにくくなってしまっているのが現状。効率良く、良質なスラミングブルータルデスメタルをディグる方法などはない。とにかくアップロードされ続ける"Slamming Brutal Death Metal"がタグ付けされたものをチェックするのがベスト。もちろんSlam Worldwideのみをディグっている訳ではないが、ほとんど良いバンドはここで見つけることが出来た。
2018年上半期のベストアルバム (EPを含む) はダントツでVasculitisだ。このバンドはオーストラリア出身で、本作『A Monument To Violence』がデビュー作品となる。地元のブルデスヒーローDisentombの影響はもちろん、Epicardiectomy、Danny Brown、Maximize Bestiality、Abominable Putridityの影響も公言している今の若いブルデスキッズといった具合。もちろんデスコアも熱心に追いかけている様子で、A Night In Texasのローカルショウにもオープニングアクトで出演している。
時点に挙げるのは、オクラホマにて2017年3月に結成されたAberrant ConstructのEP『Scaphism』。IngestedやAcraniaを筆頭に、彼らのYouTube関連動画に上がってくるようなバンドが好きなら、チェックしておいたほうがよいだろう。Vasculitisと同じオーストラリアから突如出現したMister Bigglesworthというふざけたバンド名のバンドも意外とクオリティの高いEPをリリースして話題になった。オーストラリアはデスコアの土壌がしっかりしているし、Disentombらの活躍でスラミング/ビートダウン系は局所的に盛り上がっている印象がある。
Aberrant Construct
Aberrant Construct
Mister Bigglesworth
2011年にサイバーグラインドユニットとして誕生し、今では4人体制でPathologically Explicit Recordingsと契約しているUKのPurulenceの最新作もキャッチーなスラムリフ満載の良作。Facebookを見る感じだとかなりの酒飲みぽい。そもそもスラミング系のバンドはシリアスなブルデスシーンとは程遠いクレイジーなバンドが多い。だからこそ心地よい、気持ち良いリフが作れるんだろう。
Purulence
Purulence
プロモ音源として公開されたいくつかの音源もアルバム/EPが期待できる内容のものがいくつかあった。Chainsaw Castrationはすでに多くのブルデスリスナーがチェックしているし、"Chainsaw"という単語がついたスラミングブルータルデスメタルバンドに外れはない (と感じてる)。Murder Pussyはバンド名で損している部分が多いだろうが、内容は良かった。
Chainsaw Castration
Murder Pussy
Chainsaw Castration
Murder Pussy
日本からも印象的なスラミングブルータルデスメタル作品がリリースされた。Myocardial Infarctionのアルバム、そしてGoreventが参加した『Worldwide Slamicide』は既にチェックしている人も多いだろうが、一番良かったのはAgony of Tortureの『Bangungot Sa Dilim』だろう。スラミングブルータルデスメタルにカテゴライズしてしまうにはもったいない程、多種多様なエクストリームメタルサウンドをプレイするが、彼らのサウンドの支柱にはあるのはダンサブルなリフだろう。ゴアグラインドスタイルだろうがビートダウンぽいフレーズだろうが基本的にはキャッチー。是非ライブが観てみたい。
Myocardial Infarction
Gorevent
以上が2018年上半期、印象に残った作品やバンドだ。一番聴いて欲しいのはVasculitisだが、スラミングブルータルデスメタルという狭いカテゴリーの中にも個人の好みがあったりするので、ここにリストアップしたのが全てではないということだけを付け加えておく。
2018年下半期 : スラミングブルータルデスメタル総括へ続く








