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2018/11/24

2018年上半期 : ポップパンク作品総括

【Melodic Pop Punk TOP 9】
*上記リンクをクリックするとフルアルバム視聴可能 (YouTube)
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メジャーレーベルによるポップパンク・ルーキー青田買いも落ち着き、アメリカやイギリス以外でもNeck DeepやState Champsがスタジアム級の人気を見せている2018年。アンダーグラウンドシーンから日夜ポップパンクバンドが出てくるような熱狂はないが、良質なサウンドを鳴らすバンドは絶えず誕生してきている。Chief StateはBelmontに続く新人として既にチェックしている人も多いだろう。「Nothing More Than This」はTrash BoatやTrophy Eyesが登場してきたような時のような感覚がある。These Five YearsやTrash the Dress, Afterparty辺りも同じ感覚で鳴らされるメロディックポップパンクではあるが、まだまだ荒削りで洗練されていない印象がある。(とは言えソングライティングのセンスは高い) All Seasonはシンプルすぎるバンド名で検索するには不便ではあるが、チェックしておきたいバンドだ。オーストラリアのThe PlaybookやチェコのPilot Seasonもオリジナリティがあり作品のクオリティは高い。


【Major Pop Punk TOP 5】
Heavy Things - Glimpse
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MakeoutはTrophy Wivesでの活動を経て、Makeout結成〜Rise Recordsと契約、Eat Your Heart Outは盛り上がるオージー・インディシーンの香りも感じさせるニューカマーとしてFearess Recordsと契約〜新譜発表、Story UntoldはHopeless Recordsと契約したカナダの人気バンド (2013年結成)、Waterparksは意外にもEqual Vision Recordsが獲得。これらを見ても分かるようにヴィジュアルも含め大衆に受け入れられるポップさを兼ね備えた新しいポップパンクバンド達が軒並み大手と契約し売り出されている。特にオーストラリアシーンはヴィジュアルの良さ世界一。若者の注目度も高いし、ファッション性も含めた人気が重要になってきている。(もちろんサウンドも一級品) Heavy ThingsはInVogue Recordsが抱える2000年代後半のエモ・ポップパンクムーヴメントの流れを組んだアメリカンなバンドでこれまた良い流れというか、すでに当時をクラシックとして捉えてシーンが動き出している印象がある。どれも質が高いし、アンダーグラウンド・リスナーも唸らせるセンスも持っているので敬遠せずチェックすべき。




【Heavy Pop-Punk, Easycore TOP 8】
The Anchor - Make It Last EP
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Easycoreという言葉は死滅した。これははっきり言える。ただ、まだまだEasycoreにタグ付けされてアップロードされる楽曲は多いし、死滅したからこそダサいとかという感情なしに聴く事が出来るといった意味では良かったのかもしれない。こういうタイプのサウンドを鳴らすバンド自体がいなくなるわけではないし、現にメタルコアシーンにおいて重要なレーベルとなりつつあるSharpTone RecordsがアメリカのローカルシーンでくすぶっていたSettle Your ScoresとShink The Ship両方と一気に契約しているし。みんなが執拗にEasycoreという言葉を毛嫌いしているのは分かるが、Heavy Pop Punkの可能性はまだ十二分にあるだろうし、"ポスト・A Day To Remember"も対して出てきていないのだからチェックし続けるべきだろう。上記リストに挙げたいくつかのバンドはHeavy Pop Punkにカテゴライズするにはふさわしくないものもある。例えばVictory Recordsと契約したカナダのWe Were Sharksは同郷のHarbourや、Carousel Kingsなどが好きなら気にいるタイプの正統派であるが、やはりサウンドの肝になっているのはトリプルギターから織りなされるエッジの効いたリフ、すなわちリズムだ。そういった意味でこのリストの中に入れ込ませてもらった。Until We Get CaughtのEPも良いが、もう一押し欲しかった。A Hard Knock LifeやLonely Avenueも良いは良いが、もっとポップであるべきだった。そういった意味ではイタリアのDance! No Thanksは素晴らしいアルバムを作ったと思う。