Parkway Drive - Reverence
Underoath - Erase Me
(L→R)
Underoathのニューアルバムは8年振り、このブランクはバンドの神秘性を加速させたに過ぎず、2000年代を象徴するメタルコア/スクリーモ・アイコンとしての輝きは失っていない。Fearess Recordsとサインし発表された本作のタイトルは『Erase Me (私を消し去って)』。作品の細部、至る所にUnderoathの世界に引き込むスパイスが散りばめられ、新しく懐かしい彼らのサウンドは過去作と比べると、かなりマイルドな耳心地に仕上がっている。聴くたびに毎度違った印象をもたらしてくれるこの不思議なレコードは、Underoath史上最高傑作だと私は思う。
Parkway Driveは3月に本作に収録されている「The Void」のミュージックビデオをEpitaph RecordsのYouTubeチャンネルに公開した。濃厚でガチガチのメタルコアサウンドを期待していたリスナーが想像していたParkway Driveの新曲ではなく、大衆的なハードロック/メタルサウンドに仕上がっていたこ楽曲は、いささかメタルコアキッズの間で物議を醸し出した。しかしどうだろう本作がリリースされてから彼らに対する不満や失望は溢れ出てくるどころか、オーバーグラウンドのメタルファンからの支持も新たに集めていて好評のようにも見える。一度このレコードをスピンすれば、「The Void」や「Prey」といった楽曲がアルバムの中でどのような役割を果たしているかが感じ取れるはずだ。挑戦を恐れないParkway Drive渾身の1枚。
Shields - Life in Exile
Thornhill - Butterfly
When Forever Ends - Return to Your Rest
(L→R)
メタルコアは進化し続けている。この"メタルコア"というジャンルのサウンドは今、その言葉の誕生時には予想も出来なかったような多様性を持ち、メタルシーンの関心を集めている。2018年の上半期を振り返る上で、Shields、Thornhillの2バンドは欠かせないだろう。Shieldsは『Life in Exile』リリース前にメンバーを亡くし、良くも悪くも高い注目度の中でのリリースになった。ダイナミックなリフがダンサブルに刻み込まれ、ダークなサウンドスケープを軸に特徴的な楽曲を鳴らす彼らは、多くのメジャーフィールドで活躍するバンドのヨーロッパツアーに帯同しながら新規のファンを増やしている。オーストラリアから登場したThornhillは、Underoathの系譜にあるようなスクリーモ/メタルコアサウンドをプレイを話題を集めている。シャープで切れ味鋭いギター、そしてUnderoathやOceanaを彷彿とさせるボーカルは、広くメタルコアリスナーにリーチ出来る仕上がりと言えるだろう。When Forever EndsはAugust Burns Red直系のメロディックメタルコア。ここまで直系と言えるスタイルを持つバンドはこれまでなかなかいなかった。というのも、高い演奏力を持つAugust Burns Redのフォロワーというのはそう簡単に生まれない。When Forever Endsはメタルコアの疾走感を演出する為の肝とも言えるドラミングとリードギターの親和性に重点を置き、冷静に情熱を燃やしている。様々なタイプのメタルコアが同時に盛り上がりを見せている。
Letters From The Colony - Vignette
The Antarctica Project - Transmute
Earth Caller - Crystal Death
Loathe/Holding Absence - This Is as One
アンダーグラウンドなメタルコアは、メロディックハードコアやデスコア、ハードコアやヒップホップといったジャンルの音楽を飲み込み、オリジナリティを追求している。2016年にチリで結成されたThe Antarctica Projectは、「変質」という文字をアートワークにあしらい、「Kiseiju」という楽曲もアルバムに収録している。鋭利なベースラインに寂しげな音の粒子が繊細に降り注ぐプログレッシヴメタルコア。スウェーデン出身のプログレッシヴメタル、Letters From The ColonyはNuclear Blastからニューアルバム。耳の肥えたメタルリスナーも唸らすグルーヴメーカーとしても評価が高く、Meshuggah辺り好きなファンにもリーチしていくはずだ。Earth Callerはオーストラリア出身らしいスタイリッシュなヴィジュアル、メロディックハードコアのエナジーを凝縮したパワフルなサウンドで注目されている。SharpTone Recordsとサインしたフレッシュな若手2組によるスプリット『This Is as One』は両バンドともに洗練されたファッションとダークなサウンドスケープで独自のファンベースを作り出している。泥臭いツアー活動も実を結び始めている。
アンダーグラウンドなメタルコアは、メロディックハードコアやデスコア、ハードコアやヒップホップといったジャンルの音楽を飲み込み、オリジナリティを追求している。2016年にチリで結成されたThe Antarctica Projectは、「変質」という文字をアートワークにあしらい、「Kiseiju」という楽曲もアルバムに収録している。鋭利なベースラインに寂しげな音の粒子が繊細に降り注ぐプログレッシヴメタルコア。スウェーデン出身のプログレッシヴメタル、Letters From The ColonyはNuclear Blastからニューアルバム。耳の肥えたメタルリスナーも唸らすグルーヴメーカーとしても評価が高く、Meshuggah辺り好きなファンにもリーチしていくはずだ。Earth Callerはオーストラリア出身らしいスタイリッシュなヴィジュアル、メロディックハードコアのエナジーを凝縮したパワフルなサウンドで注目されている。SharpTone Recordsとサインしたフレッシュな若手2組によるスプリット『This Is as One』は両バンドともに洗練されたファッションとダークなサウンドスケープで独自のファンベースを作り出している。泥臭いツアー活動も実を結び始めている。
【次点】
上記の作品には及ばないものの、素晴らしい作品を次点としてリストアップ。YouTubeのプレイリストで確認してほしい。
Bears Among Men - Backbone
Modern Day Babylon - Coma
Dreamwalker - Solace in Perspective
Sleeping Giant - I Am
Below Red Skies - Days Passing By
Bleed From Within - Era
The Dali Thundering Concept - Savages
【その他気になった作品】
時間に余裕のある熱心なメタルコアリスナーは下記にピックアップした作品も是非チェッ
クしてほしい。
クしてほしい。
-EP-
Monument of a Memory - Ex-Mortis
Moments - Outlast
Arcaeon - Balance
Horcrux - The Dark Mark
Returning His Crown - Hopeless World
Point Oblivion - Mind Fog
Reanimations - Shattered Self
Lunaform - Lunaform
Pantheress - Worn Out
Masuria - Constraints
-Album-
WeDivide - R.E.R.D
We Exist Even Dead - Eventide
Heists - Disquiet
For The Fallen Dreams - Six
One Decade - Coma Visions
Transcorpus - The Light
I Fight Bears - I Fight Bears
The Amsterdam Red Light District - Sapere Aude
DOJ - Suicycle
6 Days of Justice - Eternal Devastation
Calivan - Elements
Suddenly Flatline - Lost Within
Dmitry Demyanenko - Universe
Expellow - We Held the Line
The Order of Elijah - Pathos, Logos, Ethos



