2018/12/19

2018年のポストハードコアを振り返る : "ソウルコア (Soulcore)"がラウドシーンを変えていく

*プレイリストを再生しながらポストを読んでみて下さい!
*左上からトラックリストが確認出来ます。


2000年代の終わりからポストハードコアやメタルコアが意味する音楽が変わり始め、スクリーモなどと呼ばれ、盛り上がった時期があった。今ではすっかりスクリーモとタグ付けされるバンドはいなくなったが、当時スクリーモと呼ばれたバンドは現在ではスタジアム級の人気を誇り、自身の音楽を変化させ続けている。(Of Mice & MenやAttack Attack!を経て結成されたBeartoothなど) 日本ではラウドと一括りにされてしまっている音楽を大きく分けると、メタルコア、デスコア、そしてポストハードコアがある。(この3つに収まりきらない個性的な音楽が日本にはあるが)

Hands Like Houses

RNR TOURSでは今年、ALAZKA (アラスカ) というドイツ出身のポストハードコアバンドを招集した。加えて2度目の来日となったSiamese (サイアミーズ) もOceans Ate Alaskaと共にジャパンツアーを行った。彼らはポストハードコアに分類される音楽をプレイしているが、現行ポストハードコアは、彼らを簡単にそうは呼ばせてくれない。

Siamese

今年、ポストハードコアにタグ付けされ発信された音楽をどう区別しながら聴くかを意識していた。この作業は毎日数千曲、ジャンルを横断すれば数万曲がインターネットの海にアップデートされている今の時代に、どのようにしてお気に入りの音楽を見つけることが出来るかを考えた時に、より細分化されたタグを楽曲に付けていく事が今後重要になることから、新しい音楽を発信する者として考えていることだ。

Sylar

私は現在、ポストハードコアとして発信されている音楽を4つに区分することにしてみた。ひとつは古き良き2000年代後半から新時代へ突入したポストハードコア、メロディックハードコアの疾走感をブレンドしたメロディック・ポストハードコア、従来のポストハードコアをクリーンボーカルに焦点を当てたポストハードコア/ボーカル(良い言葉を探し中)、そしてR&Bやソウル・ミュージックのメロディラインや手法を取り入れた"ソウルコア"。

Don Broco

今回はまだシーンに浸透していないソウルコア (Soulcore) にタグ付け出来る音楽をプレイリストにまとめてみた。2018年のポストハードコアを振り返るという意味でも、2018年にリリースされた楽曲を中心にまとめ、それを匂わせるバンドも少しだけ組み込んだ。(ONE OK ROCKなど)。ソウルコアに区分することで自身が好きだったのはこれか! と妙に納得がいくリスナーも多いかもしれない。有名どころから新人まで、まんべんなくまとめてみたので是非最初から最後までチェックしてみてほしい。

【トラックリスト】
Don Broco - The Blues
Siamese - Animals
Sylar - No Way
Emarosa - Givin’ Up
ONE OK ROCK - Stand Out Fit In
Light Up The Sky - FAKE
Slaves - Back To The Roots
WHISPER OUT LOUD - Take It Back
Happy Hour - Night Vibe$
Hands Like Houses - Overthinking
One Shot Thrill - Stay
The Colour You - Set Me Free
Narrative - Vague Answers
Adam’s Sphere - I’ll Nature
SHREZZERS - E.M.O.J.I.Q.U.E.E.N.
The Bunny The Bear - Let Go
Dan Lancaster - Move a Mountain
One Eye Closed - Make Sure
Vigils - Spinning
Picturesque - Pray
Redhook - Minute On Fire
Execution Day - 1-800-273-8255 (Logic cover)